日産 クリッパー U71V オイル漏れ修理
基本データ
- 車種
- 日産 クリッパー U71V
- 修理箇所
- シリンダーヘッドカバーガスケット交換清掃、プラグホール交換、スパークプラグ交換
- 修理費
- 概算約¥13000円
外観・内観紹介
車検でオイル漏れを発見しまして修理を提案させてもらったら、作業して欲しいとのことでしたので早速分解していきます。
オイル漏れの修理箇所はシリンダーヘッドカバーガスケットのパッキンが劣化していることによるオイル漏れです。
シリンダーヘッドカバーとは車の心臓であるエンジン本体の上の蓋のことです。
この車はそこにゴムのパッキンが入ってますので、経年劣化で柔らかいはずのゴムが固くなりプラスチックのようになっています。
写真では分かりにくいですが、かなり硬化しています。
ですので密着性が弱くなりオイルが漏れてきています。
こちらはエンジンの頭であるシリンダーヘッドです。
このお車は初めて点検させていただきましたのでメンテナンスがどこまでされていたが不明なのですが、かなり汚れていますね。
もしかするとオイル交換のメンテナンスがあまりされていなかったかもしれません…
こちらを綺麗にするにはさらに分解していきますので費用がかなりかかってしまうので今回は見える範囲の清掃をさせていただきました。
こちらは先ほど紹介しましたシリンダーヘッドカバーです、その裏側。
初めて見ました。こんなチョコレートみたいにへばりついてます!
大変ですが掃除していきます。
かなりこべりついていたので了承を得てスクレーパー等でまず大まかにカスを取っていきます。
全然綺麗になりません(笑)
これはまだ頑張らないといけません。
ブレーキクリーナーや特殊な溶剤を使って取り除いていきます。
約1時間ほどかかりましたがようやく綺麗になりましたが、まだ黒い部分は残っていますが手持ちの道具ではこちらが限界のようです。
大きなカスはほとんど取れたのでこれでつけていきます。
こちらはスパークプラグといい、火花を飛ばしている重要部品の一つです。
オイル漏れ作業時にこの周辺と外しますので一緒に点検しますと、新品と比べて中心の電極(先端真ん中のチョボ)がかなり減っていることがわかりますね!
こちらも一緒に交換していきます。
交換後はオイル漏れなしで快調です。